ここまでやってやっと分かりました...トホホ。

 手順を間違ってと言うか省略して、大切なデータを間違って消してしまいましたが、完全バックアップもあることですし、少しずつではありますがNASに書き込みを始めました。

 今夜はもう休むことにします。

 390GB近くデータを書き込みましたが、1.5TBにはまだまだ先がなごうございます。


 
 このデータの書き込み作業で一つ気が付いたことがございます。これはひょっとしたら怪我の功名と言うのかもしれません。

 最初、データの入ったHDDをUSB3.0のリムーバブルHDDケースに入れました。

イメージ 1
画像は借り物です

 で、これをUSB2.0のインターフェースしかないNEC Express5800/S70につないで、LAN経由でQNAP TS-220にデータを書き込みました。結構大きいサイズのデータで総量100GBくらいでしょうか、見た感じでだいたい30MB/sくらいの転送速度でした。

 やっぱUSB3.0USB2.0で使うから遅いんだよね、なんて愚痴ってみても変わりません。じゃああんとき買っておいたUSB3.0インターフェースカードを使えばいいじゃん...。後先考えずに、USB3.0カードの増設だけが頭にインプットされてしまいました。

 さあ、USBコードもちゃんと3.0用のものを使って(前回USB2.0の延長コードを使ってしくじったことがあります...一応学習できていたようですね)と...。こんどは小さめのファイルもたくさんあるデータばかり50GBほどでしたが、見た感じ15MB/sくらいの転送速度しか出ていません。トップスピードは30MB/sを超えてましたので、USB3.0の恩恵は多少はあったようです。

 USBじゃ、やはり限界がありそうですので、今度は直接SATA接続しました。転送速度は3Gbpsですので、圧倒的に速いはずです。少なくともこの時はそう信じて疑いませんでした。

 さあ、準備万端、採りためたWavファイルを200GBまとめて書き込みのスタートです。さてどのくらい速いでしょう...。

あれ!?
何これ!?
そんなあほな!?


 そうです。SATA大したことあらへん。見かけ30MB/s程度で何も速いことなんかない...と思いかけたその時でした。



おいらってバカよね
おバカさんよね...



 もう、どうしようもありません。思い込みが強すぎると、目先のことしか見えなくなってしまいますものね。冷静に考えればもっと早く気が付いたはずです。



 そうですボトルネックはHDDからの伝送速度ではなく、LAN経由でデータを受け取るNASの処理速度の問題だったのです。毎日ちょっとずつデータをためてちょっとずつ使うのには何の問題もないのですが、1TBのデータのコピーなどはこんな安物のNASではせんといてくれっちゅうのがメーカーのスタンスなのかもしれません。



 パソコンおたくのヘビーユーザーがお安いNASをオークションで放流する理由がやっと分かりました。せめてもう少しましなNASでなければもう我慢できそうにありません。幸いなことにおいらのとこには一応プロユース用のQNAP TS-459ProII+ちゅうのがまだ遊んでいます。500GBx4台のRaid-5構成で1.5TBしか容量がないため放置を決め込んでいたものです。


 PCのバックアップ用などの保存にしている1TBのHDDをかき集めたら、ちょうど4台ありましたので、こいつをRaid-5構成で使うと3TBになります。とたんにその気になってしまいましたが、明日からまた病院通いの日が始まります。



 どうなるおいらのNAS畑...。