サーバーからHDDを摘出しました

 ほとんどすっからかんのWindows Server 2016 Essentials からHDDを1台摘出しました。日立のHGSTなんちゃらで3TBのものです。こいつをQNAPのNAS TS-220に移植しRaid-1構成とし、HDDの突然死対策とするためです。こいつはこんな姿をしています。


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画像は借り物です



 ただ、こいつ普通にDesktop用のHDDでして、高速応答に耐えるよう7200回転なので、Server用の5400回転のものより発熱が気がかりです。NAS TS-220にはWDの
RED 3TBが1台シングルで入っています。こいつはこんな姿をしています。

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画像は借り物です


 早速日立の3TBを組み込んでと思ったら、なんとHDD取り付けねじが、家出をしてました(ホントはどこにしまったのか忘れただけです)。しようがないので、今動いていないNASのHDDから2本借用してとりあえず形を取り繕いました。

 さあTS-220に取り付けてみます。新品や中古のHDDで一度もNASに取り付けたことのないものは、フォーマットされてパーティションが勝手に作られるので、中身が全部消えてしまうと説明にありましたが、何にも起こりません(ありゃりゃ...)。

 しようがないので手動でフォーマットを開始しました。すると残り(!?) -1% の表示からカウントがスタートして少しして 0% となりましたが、それから先一向に進む気配が見当たりません...。

 このとき追加した方のHDD温度は46℃とありました。WDのREDの方は単体だと39℃ほどで安定してるはずですが、となりに入った日立のHDDが発熱してるためこちらも遅かれ早かれ同じような温度になることが予想されました。そこで扇風機で風をNASに当てながら寝ることにしました。






 今日NASのログを見て驚きました、なんと数分後にフォーマットは終了していたそうです(なんのこっちゃねん...)。そんなことなら次の操作をしてから放置すればよかった...。後悔先に立たずです。さらっと流して次の操作をしてしまいましょう。

 シングルドライブ2台からRaid-1構成ドライブ1組への移行です。手元にNASの完全バックアップはありませんが、お盆に別荘(と言うとかっこいいなぁ...)に行けば、バックアップがありますので怖いものはありません。



 と言うことで、Raid-1への移行のトライアルです。




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画像はおいらのPCに映し出されたNASの状況です

 開始後20分50秒経過で52%移行したらしいことがステータス欄に表示されていますが、残り時間は334分となっています。20分で半分終わったならあと20分で終わるんじゃないのかいな?? この辺りの仕組みと言うか何がどうなってんのかは良く判りません。

 もしかして、Raid-1の2台のHDDのうち、1台のHDDにはデータが100%記録されているので50%、残り1台のHDDにはデータが全く記録されていないから0%、これに全部のデータが記録されれば50%+50%で100%とか言う計算なのでしょうか。

 とすれば、20分経って2%増えて52%、あと334分で残り48%書き込むぞという計算なんでしょうか...。もうどうでもいいや、お遊びみたいなものですから。




 大方の予想を裏切り、5時間後にカウンターがマイナス表示になっていたりしたら少し怖いな...。




 あっ、今回追加した日立のHGST 3TBのHDD。やはり発熱が気になりますので、そのうちにでも中古のWD RED 3TBの出物があればそれを買ってきて交換したいと思います。Radi-1の再構築もこれで実験できますしね。