コンピューターのイメージって...

 ランプがたくさん並んでいて、チカチカと不規則に点滅している、そんなイメージがありました。

 PCは動作ランプが1つだけなのでチカチカするランプは一つ、電源ランプはつきっぱなし...。これではコンピュータっぽくないんですよ。もっと一杯ランプがついていて、動作状態に応じてカッコよく点滅してほしいと思ったこともありました。

 そんな時に見つけたのがHDD収納ケース。右下の2つのスリットみたいに見えるのが電源ランプと動作ランプでした。これを2台PCに組み込むと2台のHDDの動作ランプがチカチカと...。でもこのケースってSCSI-HDD専用だったんです。早い話が使えませんでした。

 当時のPCのHDDはIDEでしたので、高価なSCSI-HDDなど持っていなかったというわけです。これがSCSIとの最初の出会いでした。


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画像は借り物です


 やがてIDE-HDDが使える同様のケースが発売されるようになり、やっとチカチカが楽しめるようになるのかと思いました。2台のHDDのチカチカランプ点灯が楽しめるかと思いましたが、結論から言うとダメでした。

 同時に2台のHDDの動作ランプがチカチカするのは、2台同時に動いている時だけですので、HDD間のコピー動作時くらいしかありませんでした。そんな時代にも安価なRAIDボードが登場しました。

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画像は借り物です

 RAIDは複数のHDDにデータを同時に書き込むことができます。RAIDとは同じデータを書き込むことでデータ損失のリスクを減らしたり、別々のデータを読み書きすることでHDDの動作待ちによるシステムの遅延を低減することができるものです(前者をRAID1、後者をRAID0と言います)。

 でも当時はとても高くて手が出ませんでした。で、どうしたかと言うと、RAID機能の省略された下位モデルを改造するのがはやり始めましたので、それを試してみることにしました。えへへ、おいらでも改造できました。

 RAID1だとHDDの動作ランプは完全同期してしまい面白くありませんので、試すはRAID0の方です。でも交互に点滅するだけですのであまり面白くは...トホホ。こうなったらHDDをもっと増やすしかない...。